伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇

この前イデオンを借りて見ました。
イデオン好きなんで、前から見たかったんだよね。
コスモの赤アフロもイカすしね!
実は昔はイデオンかっこ悪くて嫌いだった。
それがイデオンの戦闘シーンを見て一気に好きになりました。
アニメって大抵は主役が無敵の力で
苦戦せずに勝てるっていうご都合主義。
ところがイデオンは敵の数が半端じゃなく、
戦闘では主人公がいつ死ぬとも限らない状態。
そこからでてくる迫力や生への必死さなんかが好きなんです。
ホントの戦争はそんなにあまくない!
そのリアルさが好きで、今回借りて見たんです。
接触篇/発動篇って前編後編かと思ってたら
接触編はTVシリーズの総集編で、
発動編はTVシリーズ後半を編集したものに新作部分を加え、
TVシリーズではカットされた「真の結末」
を描いているものらしいです。
なんだぁ別につながってるわけではないのね。
最初発動編を見た時は『TSUTAYAまたしてもやってくれたな』
と思う程話が飛んでて驚いたもんな。
発動編ではすでにギジェ死んでるし…
イデオンガン使えるようになってるし…
で、このイデオンガン
もう発動編ではバンバン!もう撃つわ撃つわ!!
スパロボで無敵だと思っていたけど、原作ではそれ以上!!
惑星クラスの彗星もふっとばせるてっ!
まぁ彗星をイデオンにぶつけて倒そうとする敵も敵だけど…
しかしその破壊した彗星の破片が地球に降り注ぎ人類絶滅!!
バッフクランの星も例外ではなく全滅!!!
ズオー大帝(バッフ・クランで1番エラいヤツ)死んでるし!!
っていうか、バッフ・クラン星ごと真っ二つだし!!
それにイデオン自体も無敵で、惑星も吹っ飛ばすビームくらって
イデオン、ソロシップともに無事て!!
もう滅茶苦茶すぎます。
ストーリーはスパロボとほぼいっしょだったけど
後半カーシャの代わりにテクノがイデオンへ乗り込んだ。
カーシャ爆発の破片にまきこまれて死亡。
カララ実の姉貴から顔面に銃弾を数発打ち込まれ死亡。
しかし腹の子供は無事!?まだ4ヶ月なのに生きている!?
ようはこういう事らしい…
悪しき大人を殺し、より純粋で新しい命を生き残らせ
そこから次の新しい世界を作るというイデオンの意思。
それでソロ星の人達とバッフクランの人々を戦わせていた。
え…とじゃあ最後はなぜ結局全員(赤ちゃんも)死ぬんでしょうか?
何?このエンディング?
結局何が云いたかったんでしょうか…?
…俺の頭じゃ理解できねぇ…


もうこのアニメを見て言える事は

『子供が見るアニメじゃねぇ!!!』

話が理解できないってのもそうだけど
何より戦闘で人がばんばん死んでいく。
まぁ人が死ぬアニメならダンバインもいい勝負ですけど
イデオンの場合その描写がリアルすぎて…
アーシュラっていう子供なんて頭吹っ飛びます…
これで戦争のおそろしさ、もう繰り返しちゃいけない的な
事を言いたかったのかもしれませんが
いくらなんでもちょっと…
子供の頃見たらトラウマになるわ…